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2010.03.01 update
BEST BETS!3 部屋を飾るオブジェ
湯川 潮音 さんからご紹介頂いたのは、映画監督の安藤モモ子さんです。今年初監督作品を発表、ロンドンのレイダンス映画祭ではデビュー作「カケラ」が上映されると共に審査員もつとめられました。自身もロンドンに留学経験があり、成功するまでロンドンの地は踏まない!と心に決めて日本に帰国。映画監督という夢がかない、海外映画祭に招かれた地がなんとロンドン!ご本人自身も本当に嬉しい凱旋だったそうです。力強い瞳が印象的な安藤モモ子さんのBEST BETS、今月から3回にわたってご紹介します。お楽しみに!
昆虫標本・鳥の置物・手のオブジェたち。安藤さんのいつも過ごす部屋に飾るお気に入りのアイテム。 好きなものにかこまれたい!と集めに集めたお気に入りのオブジェを飾った部屋は落ち着く空間とか。 自然が好き。生きているもの全てがいとおしく感じる。生命力を感じる神秘的なものにとても興味が深いようです。昆虫はあのサイズで歩いて生きていることが奇跡!ゾウムシは良くみると本当にかわいい。蛾もモスラみたいで表情がかわいい!キラキラした子供のような瞳になった安藤さん。
鳥のオブジェに関しても収集癖があります。と断言しただけあって、今回お持ちいただいたものもほんの一部とか。いつかカラスを飼うのが夢です!最終的には馬ときつねも飼いたいんですよ。と広大な夢を語っていただきました。手のオブジェも生命力といったことでは全てに共通が。人の体の中で1番好きな部分。握手もそうだし、そこに気持ちが込められている感じがするから。と安藤さん。
これらお気に入りアイテムにかこまれてパワーにかえているんだな。と今回はとても印象深いインタビューになりました。
File #022 安藤モモ子さん(脚本・監督)
1982年 東京生まれ
学習院中等科卒業後、高等科一年からイギリスのケンブリッジに留学(Cambridge Arts and Sciences)。その後ロンドン大学芸術学部 The Slade School Of FineArt入学。ニューヨーク大学に短期留学し、監督コースにてショートフィルム制作。帰国後助監督として日本映画業界に入る。
2001年 奥田瑛二監督「少女」美術、製作進行アシスタント
2004年 奥田瑛二監督「るにん」メイキング撮影担当
2005年 奥田瑛二監督「長い散歩」助監督/脚本協力
2006年 行定勲監督「遠くの空に消えた」助監督
2006年 奥田瑛二監督「風の外側」助監督
2007年 東京文化会館主催 舞台「兵士の物語」演出助手、衣裳
2007年 NHK- BS2「わんちゃんの学校」助監督
2007年 日生劇場 音楽ドラマ2「チャイコフスキー ~心の旅~」舞台監督助手
2007年 デザイナー松本弦人氏主催のSBにて「point bccks」制作に携わる。
2008年 初監督映画「カケラ」撮影(2010春公開予定)