7/27（土）より、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷他全国順次公開

前作「パリ、恋人たちの2日間」から5年。ジュリー・デルピー監督・脚本・主演で恋人たち…シリーズ第2段がこの夏公開！今度の舞台は「ニューヨーク」現在、フランス出身のジュリー・デルピーが実際に住んでいる街ということもあってか、自身の目線からみた”ニューヨーク”が描かれている。妹ローズ役のアレクシア・ランドーとはこの脚本を共同制作。また、父親ジャノ役のアルベール・デルピーはジュリー・デルピーの実父でもある。映画の中で家族が巻き起こすドタバタ・ごたごたがリアルで笑えるのは出演者たちのこうしたリアルな関係性にもあるのかもしれない。なさそうで、ありそうで、そして笑ってしまう。
姉の元彼と妹が付き合って、さらに今彼と住んでいる家に一緒にきちゃうって…複雑すぎて、日本だったら昼ドラばりにドロドロに描かれそうだけど（笑）フランス人の感覚とニューヨークという場所でうまく笑いにもっていっちゃうジュリーはすごい。ヴィンセント・ギャロが本人役で登場するなど、小粋な見所もいっぱいつまった「ニューヨーク、恋人たちの2日間」暑い日差しと熱い笑い！夏を満喫する1作に。
映画館で涼みながら、笑って熱くなる映画。ぜひ映画館で。

●STORY

フランス人写真家マリオン（ジュリー・デルピー）と、ラジオDJでジャーナリストでもあるミンガス（クリス・ロック）は、お互いの連れ子2人と猫と共にニューヨークの居心地のいいアパートで暮らしていた。
そんな中、マリオンの父（ジュリー・デルピーの実父アルベール・デルピー）と妹、そしてなぜか妹と交際中のマリオンの元カレがフランスから遊びに来ることに。
陽気でマイペースな父、オープンすぎる性格の妹、妹の恋人としてちゃっかり家族旅行に参加する元カレ・・・
理解不能な会話や行動にマリオンもお手上げ状態、恋人の家族との初対面に笑顔で頑張っていたミンガスも限界に達し、事態は思わぬ方向に…。